Episode 33:鍋パーティー
今思えば、当時の先生方は、医局が大好きだったのだと思う。夜遅くまで決してお金にならない雑用や、学会、診療のまとめなど、夜遅くまで残ってやっていた。
しかし、お腹が空くのは、誰でも同じ。そうなると、お鍋を持ち込みお椀まで用意して20時過ぎたころからなにやら鍋パーティー。白衣のまま、廊下にイス出して即席宴会場設置(医局は各々の机や本棚があり狭い)。缶ビール飲みながら、熱々お鍋を食べたりした。廊下で食べる鍋は、格別な味がした。
カメラを向けても、わりと必死に食べてる先生の多さから、いかに飢えていたかが想像出来る。

-医局の先生方と-
このコラムについて
※2006年に掲載したドクターズコラムを再編集したものです。
※当時の表現を使用しているため、読みづらい部分があるかと思います。