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口内炎の専門治療

口内炎とは?

口の中や、周辺粘膜に起こる炎症の総称で、舌を始めお口のあらゆる粘膜にできる疾患を包括します。
単発でできたり、多発性であったり、場合によっては潰瘍を作り、痛みを伴うことがあるため、食べ物飲み物がしみたり、会話しづらくなることがあります。
2週間以上治らない場合は、処置が必要である場合がありますので、医療機関を受診してください。当院では保険診療で対応しております。

口内炎は“歯科医院”で治せます!
早く治したい方は
口内炎専門の赤坂見附歯科へ!

大学病院の口腔外科にて高度な外科処置が必要な癌の患者さんを含め、数多くの患者さんの診療にあたってまいりました。
この経験を活かし、一般診療所では敬遠されがちな口内炎、口腔がんの診断、治療に専門的に取り組んでおります。

口腔がんが気になる方はこちら▼
口腔がん

当院の口内炎治療の特徴

市販薬・一般歯科との違い

一般診療・市販薬 当院の専門治療
診断 一律アフタ性口内炎を診断されることが多い アフタ性、カタル性、ウイルス性、カンジダ性など多くの症状に対応
治療法 同じ薬、軟膏を繰り返し処方されることが多い レーザー治療を始め、症状により的確に薬剤を処方
治るまでの
期間
1ヶ月以上であったり、長く治らなく、ひどくなる時がある 早いものなら1週間前後
難治性のものは医療提携機関へ速やかに紹介

当院の口内炎治療法

短時間で炎症を抑える、最新機器によるレーザー治療

当院では口内炎の治療に、Nd:YAGレーザーという最新の歯科用レーザー機器で、患部に直接レーザーを当てて治療します。
痛みや出血もなく、体への負担もありません。照射時間も数分程度と短く済みます。
レーザー照射により、短時間で口内炎の痛みを抑え、炎症を無くします。

しっかり治す、症状に応じた適切な対処療法

口内炎は、症状によって市販の薬では効かなかったり悪化させるおそれがありますが、当院では、市販や他の医院では取り扱っていないものを含む、専門の薬を多く取り扱っております。
さまざまな症状を的確に診断し、レーザー治療に加え、適切な治療薬を患部へ効果的に塗布いたします。
口内炎が広い範囲の場合や、症状がひどい時、口内炎以外の症状が考えられる場合にも、しっかり対処ができますので、どのような症状の方でも安心してご相談頂くことができます。

口内炎用の薬

当院で処方している治療薬を紹介します。早く治したい方は当院へお任せください!

アフタゾロン

抗炎症作用により口腔内の炎症を抑える、低濃度ステロイド軟膏です。

テトラサイクリン

口内炎が悪化し大きくなったときや、感染症を起こしたときに使う薬で、細菌感染や炎症を抑えます。

フロリードゲル軟膏

カンジタ性口内炎に用いる薬で、抗菌作用によるカンジダ菌の増殖を抑えます。

サルコート

口内炎の患部に噴霧することで、炎症による腫れや発赤、痛みを抑える噴射型のステロイド剤です。

バルトレックス

単純ヘルペスのウイルス増殖を抑え、症状の治癒を早めるための飲み薬です。

アズノール

口内炎が痛いときに、凍らせて口に含みブクブクうがいをすることで、冷却と消炎効果のあるうがい薬です。

コンクールF

歯肉炎や口内炎の予防効果のあるマウスウォッシュです。ジェルタイプのものもあります。他の薬と併用して使うことが出来ます。

口内炎の原因

口内炎の出来やすい場所

口腔内の図
  • 疲労やストレス、睡眠や栄養の不足による免疫力の低下
  • 口の中を噛んでしまったなどの傷や熱傷
  • ウィルスや細菌などが感染

口内炎の種類

アフタ性口内炎

直径1mmくらいから1cmくらいまでの白斑円形のもので、痛みを伴い場合によっては再発します。

*ベーチェット病

アフタ性口内炎でも、多発性に発生し粘膜のいたるところにでき、再発を繰り返す場合で、眼のぶどう膜炎、皮膚炎症、外陰部潰瘍などを伴う場合は医科に紹介となります。


カタル性口内炎

矯正装置や入れ歯などの物理的刺激によって粘膜が損傷しておこる口内炎です。痛みを伴い、赤くただれたり、潰瘍を作ったりします。


ウイルス性口内炎

ウイルス感染により起こる口内炎で水疱を作ったり、自壊(潰れて)して潰瘍を形成したりします。一度感染するとウイルスが体内に残るため、体力がおちたり、ストレスがたまると再発します。


カンジタ性口内炎

真菌に感染しておこる真菌性口内炎です。すぐはがれる白斑が口の中に広範囲にできます。初期は痛みを伴いません。もともと真菌は常在菌で抵抗力が低下したときに発生しやすく、全身疾患がある場合も感染する場合があります。


難治性口内炎(扁平苔癬・ベーチェット病・天疱瘡など)

扁平苔癬

白いレース状ないし網状の白斑を形成・進行すると発赤を伴います。感染症やアレルギー反応が原因です。

ベーチェット病

アフタ性口内炎でも、多発性に発生し粘膜のいたるところにでき、再発を繰り返す場合で、眼のぶどう膜炎、皮膚炎症、外陰部潰瘍などを伴う場合は医科に紹介となります。

天疱瘡

皮膚、粘膜に生じる疾患で、薄く破れやすい水疱を形成します。触ると剥がれるNikolsky現象をおこす、自己免疫疾患です。

口内炎の症状・原因・治療法

▼横にスライドしてご覧下さい。

名称 症状 原因 治療法

アフタ性口内炎
円形、類円形の白斑で周辺は赤い
痛みを伴う
・免疫力の低下
・ストレスなど
・ステロイド剤の局所投与
・レーザー治療

カタル性口内炎
粘膜が赤く腫れたり、水疱や潰瘍を作る
痛みを伴う
・傷器具、不適合な入れ歯などによる粘膜の損傷 ・原因物の除去
・感染を伴う場合は抗生剤の局所投与

ウイルス性口内炎
水疱やそれが自壊し潰瘍などを形成 ・ウイルス感染が原因(種類は別途記載) ・抗ウイルス剤の投与

カンジタ性口内炎
軟膜に薄く白い膜を広範囲に形成。剥がれる ・真菌の一つcanndida Aibicannsに感染 ・抗真菌剤の投与
難治性口内炎
(扁平苔癬について)
白いレース状ないし網状の白斑を形成
進行すると発赤を伴う
・感染症やアレルギー反応が原因 ・ステロイドの局所投与や全身投与

口内炎の分類

1.潰瘍を形成する口内炎

自覚症状 形状 辺縁 出血性 リンパ その他
アフタ 強い接触時の痛み 円形・類円形 明瞭・周辺赤い なし 腫脹なし 再発を繰り返す
口腔癌 腫れ・痛み 不定、カリフラワー状に隆起 健常粘膜より隆起、硬い 易出血性 無痛性腫脹 消えない
カタル 軽い接触時の痛み 不定、陥凹 不規則・周辺赤い なし 腫脹なし 原因物の除去で消える

2.水泡を形成する口内炎

好発年齢 好発部位 症状 全身症状 原因ウィルス
ヘルペス性歯肉口内炎 小児 口腔粘膜・唇 多発性の潰瘍 単純疱疹ウィルス
口唇ヘルペス 成人 小水疱 単純疱疹ウィルス
水痘 小児 舌・硬口蓋頬粘膜 独立した潰瘍 水痘・帯状疱疹ウィルス
帯状疱疹 成人 片側性 時々びらん潰瘍 水痘・帯状疱疹ウィルス
ヘルパンギーナ 小児成人 口蓋~咽頭 多発性の小水疱 コクサッキーエコー他
手足口病 小児 頬粘膜・舌口唇 独立した潰瘍 コクサッキーA16エンテロウィルス

3.白斑を形成する口内炎

好発年齢 白斑の除去 上皮の角化 好発部位
カンジタ症 免疫抵抗力が低下した人 可能 非角化
扁平苔癬 中高年者 不可能 角化 頬粘膜
白板症 40~70代 不可能 角化 歯肉・頬粘膜・舌
地図状舌 小児・女性 不可能 角化 舌表面

2週間治らない方は、口腔がんの可能性も。。

口内炎と間違えやすい口腔粘膜疾患

口内炎の症状はこちら

その1「前がん病変」

前がん病変とは

「形態学的に正常なものに比べ癌が発生しやすい状態」に変化した組織と位置付けられていて、将来癌化する可能性のある疾患を示します。

その2「嚢胞」

口腔がんが気になる方は、当院でお早めに
検診することをおススメします

早期発見、早期治療が最も大切です。当院では大学病院での高度な技術の経験を生かし、口腔がんの治療を専門的に行なっております。
視診・触診で発見できますので、まずは一度、口腔がんかどうか、診断を受けてみてください。

口腔がんの治療についてはこちら

口内炎を一緒に考えよう

アナタはどの症状が当てはまりますか?
治療法について紹介します。

ご自身に近いケースをたどってみて、どのような症状が当てはまるかをチェックしてみましょう。口内炎の病名と、治療方法についてご確認いただくことができます。ただし、疑わしい症状があった場合には自己判断はせずに、早めに当院へ受診、ご相談ください。

case1 潰瘍やびらんがある

YES

再発を繰り返す

疑われる病名 アフタ性口内炎・ビーチェット病

治療方法 ステロイド剤の局所投与

YES

再発を繰り返さない・硬結を触知する

疑われる病名 口腔癌・カタル性口内炎

治療方法
口腔癌 口腔外科の専門医へ紹介
カタル性口内炎 潰瘍の原因、誘因となりえるものの除去・ステロイドの一時的な投与

case2 紅斑がある

YES

舌背のみに見られる

疑われる病名 地図上舌

治療方法 治療の必要性なし

YES

頬粘膜や口腔粘膜にもみられる

疑われる病名 扁平苔癬

治療方法 口腔清掃状態の改善・痛みがあれば
ステロイドの 局所投与

case3 水疱や自壊した水疱がある

YES

発熱・倦怠感などの全身症状がある

疑われる病名 ウィルス性口内炎

治療方法 二次感染予防のために抗生剤の投与。帯状疱疹の場合は、抗ウィルス剤の投与。単純疱疹ウィルス(口唇ヘルペスや小児のヘルペス)、手足口病は治療の必要はない。潜伏期間は7日。7日目以降から改善し、約3週間で後遺症もなく治癒する。

YES

口蓋から咽頭にかけて多数の小水疱がある

疑われる病名 水疱(天疱瘡・類天疱瘡)

治療方法 皮膚科へ紹介

case4 白斑がある

YES

こすると白斑が除去できる。ぬぐえる。

疑われる病名 口腔カンジダ症

治療方法 抗真菌剤や、イソジンガーグルの投与

YES

白班が除去できない

疑われる病名 白板症・扁平苔癬・口腔癌

治療方法
白板症 原因の除去、切除(口腔外科で)
扁平苔癬 口腔清掃、ステロイドの局所投与
口腔癌 口腔外科の専門医へ紹介

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